【小林正観】「働く」とは、「まわりの人(はた)をラクにすることである」という話【紹介】

「働く」とは、

   

「まわりの人(はた)を

  ラクにすることである」

  

という話

  

  

  

「働く」

という言葉の反対語は、

私の考えたところによると

「はた迷惑」

です。

  

  

「はた」

というのは、

「まわり」

「自分の周辺にいる人」

のことです。

  

  

 

その人に

迷惑をかけることを

「はた迷惑」

と言います。

  

  

  

その反対に、

「まわりの人(はた)

をラクにすること」

「はた」「らく」(=働く)

といいます。

  

  

  

  

「働く」

を英語で表現すると

「Work」

ですが、

「Work」

には、

「まわりの人をラクにする」

という概念はないようです。

  

  

  

  

汗を流すこと、

努力すること、

勉強したりすることも

「Work」

に含まれますが、

日本語では

「部屋の中で勉強すること」

を「働く」とは表現しないでしょう。

  

  

  

    

「働く」

とは、

「常に喜ばれる存在でいること」

であり、

「自分以外の人に対して、

 喜びを与えること」

「働く」と称します。

  

  

  

「働く」

には、

「まわりの人をラクにする」

「喜ばれることをする」

という概念がありますが、

「Work」にはありません。

  

  

  

日本語の方が、

人間の生き方の根源

を物語っている

ような気がします。

  

  

  

「Work」の反対語は

「Play」です。

  

  

 

「Play」は、

テニスをしたり、

ゴルフをしたり、

スキューバーダイビングをするなど、

道具を使って

積極的に楽しむことです。

  

  

  

「Play」を日本語で置き換えると、

「遊ぶ」ですが、

日本語の「遊ぶ」には、

「何もしない」

という意味もあります。

  

  

  

   

「今、不況なので

 会社の機械が遊んでいる」

  

「車のブレーキを踏むと

 遊びが2cmほどある」

  

と言ったように、

何もしないことや

何もしない部分のことを

「遊び」ということがあります。

  

  

  

   

  

私たちは、

働くことで

報酬を得ますが、

本来、

「働く」という言葉には

「お金を得る」「報酬を得る」

という意味はない

ようです。

  

  

  

  

同じように

「仕事」という言葉にも

「お金を得る」「報酬を得る」

という意味はありません。

  

  

  

  

「仕事」は

「事(こと)にお仕えする」

と書きます。

  

  

  

つまり、

「喜ばれる存在になることに、

 我が身をお仕えすること」

です。

  

  

  

  

今までの

私たちは、

「人の上に立ちなさい」

「抜きんでなさい」

「人よりもたくさんの給料をもらいなさい」

という概念を埋め込まれてきました。

  

  

   

  

 

しかし、

人間の仕事の本質は、

「お金を稼ぐこと」

ではなくて、

「自分がいかに喜ばれる存在になるか」

「たくさんの頼まれごとが来る人になるか」

ということのようです。

  

  

  

   

   

「どうやったら儲かるか」

を考えるのではなく、

   

「どうしたら喜んでもらえるか」

  

「どうしたらお客様に

 『嬉しい、楽しい、幸せ』

 と言ってもらえるか」

  

だけを考える。

  

  

  

  

  

あなたが

「頼まれごとをする人

 (=喜ばれる存在)」

であり続ける限り、

商売は栄えていく

らしいのです。

  

  

  

出典:ありがとうの魔法

  

  

  

おしまい

  

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