悟りの言葉「色即是空」【解説】

色即是空

   

  

  

  

「色即是空」とは、

「色即ち(いろすなわち)是れ空なり(これくうなり)」

  

色すなわち、

この本質は空(くう)。

  

空(くう)とは、

良い悪いなどの評価・論評・価値判断など

性格づけされていない状態で、

これをお釈迦さまは「空(くう)」といった。

  

  

   

   

  

  

悟りの言葉「色即是空」

  

    

お釈迦さまは、なぜ、

般若心経だけは、どうしても

後世の人に伝えたかったのだろうか。

  

  

私たちが、

「楽しい」とか「つまらない」と言っているその現象は、

「楽しい」とか「つまらない」現象のように

存在しているわけではなく、

淡々とした何の色もついてない空(くう)である。

   

   

つまり、「色即是空」、

「色とは即ち是れ空なり」、

ただ色をつけているにすぎないことを、

いいたかったのではないか。

  

  

もし、このことが

本当に理解できた人は、

その瞬間から、

悩み・苦しみ・苦悩・煩悩から

解放される(解脱する)ことができる。

  

  

お釈迦さまが発見した

「幸せ」に到達できる方法論は、

「四諦」だけでなく、

この「色即是空」というものの見方でもあった。

  

お釈迦さまが見つけた幸せに至る

たくさんのルートのうち

そのひとつが「四諦」であり

またこの「色即是空」も

かなり重要な悟りの言葉だった。

  

  

おしまい

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