【小林正観】50%対50%の話【紹介】

50%対50%の話

  

  

  

  

  

もしも

100%の人が

自分を評価してくれて

  

「あなたの言うことは

 全て正しい

 素晴らしい人だ」

  

と言われると

人は鼻高々になってしまい

傲慢になって

相手にされなくなります。

   

  

  

  

  

もし100%の人から

  

「お前はダメな奴だ

 お前のやってることは

 全部間違っている」

  

と言われたら

その人は自信喪失して

やる気を失って

閉じこもって

外に出てこなくなるんですね。

   

  

  

   

人間を成長させるためには

どういう風に

プログラムを組んだら

一番効率よく成長できるか

というと

  

≪50%の温かくやさしい言葉

 と50%の冷たく厳しい言葉≫

   

なんです。

  

  

  

  

   

全ての人がそのようになっています。

  

  

  

誰一人として

例外はありません。

  

  

  

人に対する評価は

必ず50%対50%

の言葉に分かれるように

なっています。

  

  

  

  

ほとんどの場合

人数的に半々なんですが

時には人数にすると

半々というのではなくて

99対1ぐらいの偏り

がある場合があります。

  

  

  

  

しかし

安心してください。

  

  

  

このひとりの批判者が

ものすごく手厳しいですから。

  

  

  

  

99人分のエネルギーでもって

このひとりが

待ち受けているわけです。

  

  

  

  

  

でこのひとりが往々にして

”妻”だったり”夫”

という名の存在であったりします。

  

  

  

  

  

なぜかというと

職場で

とても温かく心地良い状態

で仕事ができたり

社会生活ができてたりする人は

外の99人が好意的ですから

どうしてもどこかに

一人の批判的な人が

いなくてはいけないんです。

  

  

  

  

外の99人が

温かくて穏やかで

優しければ優しいほど

その分を全て引き受けて

バランスさせる批判的な人

が必要なわけで

  

  

しかも

いつも自分の近くにいる必要

があるわけですから

  

往々にして

「妻」「夫」「子供」「舅」「姑」

という名の身近にいる存在の人が

その役目を買ってでている

場合があります。

  

  

  

  

   

  

逆に

外で、めちゃくちゃ大変な思い

をしている人というのは

家庭の中では

とても温かい状態

で迎えられているようです。

  

  

  

  

 

  

外に出ると非常につらい状況

である人ほど

家庭は安らぎに満ちており

子供との間でも

その人を支えるような関係

になっています。

  

  

  

  

  

宇宙の構造は

そういう設計図

になっているようです。

  

  

   

  

いつの時代も

必ず50対50になっている。

  

  

  

  

人数ではなく

エネルギーの大きさ

強さでちょうど50対50

になっています。

  

  

  

  

生涯で

「自分が喜びとして味わう総量」と

「自分が辛いと思う総量」は

同じになっていて

  

人間は必ずその両方を体験し

50対50のバランスの上で

成長するよう

になっているようです。

  

  

  

  

  

  

  

おしまい

しみりょう について

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