【帚木 蓬生】ネガティブ・ケイパビリティ【紹介】

ネガティブ・ケイパビリティ

答えのでない事態に耐える力

  

  

仕事や人生で役立つ能力

   

  

  

仕事において、人生において、必ずしも

早いのが良いとは限らない

早いのがいい事ばかりではない

     

  

   

   

たとえば、読書

速読を意識すると

返って早く読むことに囚われ過ぎて

本の内容が頭に入ってこない。

  

こんな感じ。

  

  

     

   

   

「負の力」が身につけば、

 人生は生きやすくなる。

    

      

     

    

  

多くの受賞歴をもつ小説家であり、臨床40年の精神科医が

悩める現代人に最も必要と考えるのは「共感する」ことだ。

  

この共感が成熟する過程で伴走し、

容易に答えの出ない事態に耐えうる能力が

ネガティブ・ケイパビリティ

   

  

    

   

   

ネガティブ・ケイパビリティは

情報が不確かな中で

自分をそこに留まらせて

すぐに答えを出さない。

早急に安易の答えを出さない。という力

     

急がず、焦らず、耐えていく力

  

  

   

   

   

  

   

「負の力」の可能性

人生で大切なことは「共感」

   

古くは詩人のキーツが

シェイクスピアに備わっていると発見した「負の力」は、

第二次世界大戦に従軍した精神科医ビオンにより再発見され、

著者 (帚木 蓬生 氏)の臨床の現場で腑に落ちる治療を支えている。

  

昨今は教育、医療、介護の現場でも注目されている。

    

   

セラピー犬の「心くん」の分かる仕組みから

・マニュアルに慣れた脳の限界

・現代教育で重視されるポジティブ・ケイパビリティの偏り

・希望する脳とプラセボ効果との関係

  

せっかちな見せかけの解決ではなく、

共感の土台にある「負の力」がひらく、発展的な深い理解へ。

  

   

   

    

    

✔️本書の目次

はじめに

 ――ネガティブ・ケイパビリティとの出会い

  

精神医学の限界

心揺さぶられた論文

ポジティブ・ケイパビリティとネガティブ・ケイパビリティ

  

  

【第一章】

 キーツの「ネガティブ・ケイパビリティ」への旅

  

・キーツはどこで死んだのか

・燃えるような愛の手紙

・キーツの短い生涯

・文学と医師への道

・経済的困窮の中で「受身的能力」へ

・シェイクスピアを再読しながら詩作

・初恋とともに詩作

・療養のためにローマへ

  

  

【第二章】

 精神科医ビオンの再発見

  

・精神分析におけるネガティブ・ケイパビリティの重要性

・ビオンの生涯

・第一次世界大戦の戦列へ

・精神分析医になる決意

・ベケットの治療から発見したこと

・第二次世界大戦と精神疾患

・メラニー・クラインから教育分析を受ける

・ネガティブ・ケイパビリティを精神分析に適用

・ネガティブ・ケイパビリティは甦る

  

  

【第三章】

 分かりたがる脳

  

・セラピー犬、心くんの「分かる」仕組み

・マニュアルに慣れた脳とは?

・画一的思考が遅らせたピロリ菌の発見

・分かりたがる脳は、音楽と絵画にとまどう

・簡単に答えられない謎と問い

  

  

【第四章】

 ネガティブ・ケイパビリティと医療

  

・医学教育で重視されるポジティブ・ケイパビリティ

・終末期医療で医師には何が必要か

・ネガティブ・ケイパビリティを持つ精神科医はどうするか

・小児科医ウィニコットの「ホールディング」(抱える)

・人の病の最良の薬は人である

  

  

【第五章】

 身の上相談とネガティブ・ケイパビリティ

  

・日々の診療所から

・八人の受診者

・身の上相談に必要なネガティブ・ケイパビリティ

  

  

【第六章】

 希望する脳と伝統治療師

  

・明るい未来を希望する能力

・楽観的希望の医学的効用

・山下清を育んだもの

・ネガティブ・ケイパビリティを持つ伝統治療師

・精神療法家はメディシンマンの後継者

・希望する脳とプラセボ効果

・疼痛n威おけるプラセボ効果

・外科でのプラセボ効果

・医療とプラセボの歴史

・21世紀のプラセボ効果

・ノセボ効果という副作用

etc.

  

  

【第七章】

 創造行為とネガティブ・ケイパビリティ

  

・精神医学から探る創造行為

・芸術家の認知様式

・小説家は宙吊りに耐える

・詩人と精神科医の共通点

  

  

【第八章】

 シェイクスピアと紫式部

  

・キーツが見たシェイクスピアのネガティブ・ケイパビリティ

・理解と不理解の微妙な暗闇

・紫式部の生涯

・『源氏物語』の尋常ならざる筋書き

・源氏を取り巻く万華鏡のような女性たち

etc.

  

  

【第九章】

 教育とネガティブ・ケイパビリティ

  

・現代教育が養成するポジティブ・ケイパビリティ

・学習速度の差は自然

・解決できない問題に向かうために

・研究に必要な「運・鈍・根」

・不登校の子が発揮するネガティブ・ケイパビリティ

・教育現場からの賛同

  

  

【第十章】

 寛容とネガティブ・ケイパビリティ

  

・ギャンブル症者自助グループが目ざす「寛容」

・エラスムスが説いた「寛容」

・ラブレーへ

・モンテーニュへ

・つつましやかな、目に見え難い考え

etc.

  

  

おわりに

 ――再び共感について

  

共感の成熟に寄り添うネガティブ・ケイパビリティ

共感豊かな子どもの手紙

     

   

     

    

     

    

    

    

    

✔️著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

帚木 蓬生

1947年、福岡県生まれ。

作家、精神科医。

   

東京大学文学部、九州大学医学部卒業。

九大神経精神医学教室で中尾弘之教授に師事。

  

1979~80年

フランス政府給費留学生として

マルセイユ・聖マルグリット病院神経精神科(Pierre Mouren教授)

   

1980~81年

パリ病院外国人レジデントとして

サンタンヌ病院精神科(Pierre Deniker教授)で研修。

  

その後、北九州市八幡厚生病院副院長を経て、

現在、福岡県中間市で通谷メンタルクリニックを開業

  

(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

  

   

   

    

おしまい

     

    

    

   

【補足】

✔️ネガティブ・ケイパビリティ

ネガティブ・ケイパビリティ英語: Negative capability)は

詩人ジョン・キーツが不確実なものや未解決のものを

受容する能力を記述した言葉。

日本語訳は定まっておらず、

消極的能力」「消極的受容力」「否定的能力」など

数多くの訳語が存在する。  

  

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

  

  

   

     

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